神奈川県議会 2023-03-15 03月15日-08号
県は、ヘルスケア・ニューフロンティア政策の推進に向けた第2の核として、藤沢市村岡と鎌倉市深沢のまちづくりを村岡新駅と一体で進めようとしています。 新駅設置と関連する区画整理事業では、資材の高騰や建築工事における週休2日制の導入などの影響で事業費が増えており、新駅の建設についても、当初予定している約150億円の建設費用よりも、さらに増加する懸念があります。
県は、ヘルスケア・ニューフロンティア政策の推進に向けた第2の核として、藤沢市村岡と鎌倉市深沢のまちづくりを村岡新駅と一体で進めようとしています。 新駅設置と関連する区画整理事業では、資材の高騰や建築工事における週休2日制の導入などの影響で事業費が増えており、新駅の建設についても、当初予定している約150億円の建設費用よりも、さらに増加する懸念があります。
現在、県は、ヘルスケア・ニューフロンティア政策の推進に向けた第2の核として、鎌倉市深沢のまちづくりを村岡新駅と一体で進めようとしています。しかし、まちづくりに賛成する立場の住民からも、新駅設置の必要性がないという意見があるように、地域住民の要望から進められたものではなく、住民を置き去りにした事業だと言わなければなりません。
一つは、知事の政治姿勢にカジノ推進の姿勢を示していること及び村岡新駅の建設についても、県の後押しで進められているのは明らかであり、これらの事業は進めるべきではありません。 次に、企業誘致策のセレクト神奈川NEXTについてです。 県内雇用の創出が望まれますが、現制度では県内雇用を一切条件とせず、県内発注も努力義務止まりです。
また、予算計上はされていませんが、県、藤沢市、鎌倉市で進めてきた村岡新駅は、今後150億円もかかる事業であり、さらに、その周辺開発を含めると、多額の費用がかかる事業についても推進姿勢を崩していません。このような施策については、やめるべきと思います。 さらに、コロナ禍で明らかになった医療や社会保障の脆弱さや貧困と格差の課題を解決することなど、これからの社会の変化を見通した検討も必要と思います。
村岡新駅についてでございます。 村岡・深沢地区についてでありますけれども、新駅設置の覚書が締結され、まちづくりについても、土地区画整理事業などの都市計画決定を来年度に行い、その後、事業に着手していくという答弁でありました。 これまで、土地区画整理事業については、一体的に取り組むこととされていましたが、施行者はどのようになるのか、再質問させていただきます。
この構想については、知事も、ぜひ実現したいと強く思っていると発言しており、川崎市殿町と深沢地区を結んだ連携を計画していることなどを考えれば、県が先導するような形で藤沢と鎌倉の両市に働きかける中で、村岡新駅の構想も動き出したと私たちは考えています。 このように、この構想を本県は進めていますが、課題も多くあります。
この合意に基づき、(仮称)村岡新駅の設置や、村岡地区と深沢地区の2市にまたがるまちづくりが実現すれば、地元だけではなく、本県の活性化に広くつながる大きな効果を生み出すものと期待しています。 本年5月には県や武田薬品工業などが覚書を締結し、村岡・深沢地区でヘルスイノベーションの最先端拠点化の取り組みも開始されたところです。
村岡新駅構想や周辺の開発など、このようなまちづくりのやり方は見直すことが求められています。 さらに、2017年度予算には、東京都と川崎市が共同で行う羽田と殿町地区をつなぐ連絡道路に対して、川崎市が実質的に負担する金額の3分の1に相当する額を補助するものが計上されています。2020年度までに約17億円、2017年度は2億7,700万円とのことです。
今後これら両地区のまちづくりが一体的なものとして、両市が協働してうまく動き出せば、村岡新駅構想の実現性も高くなってくるのではないかと考えております。 このような状況のもと、昨年秋に、村岡地区のほぼ中心に位置する武田薬品工業の旧湘南工場跡地に、国内最大級とも言われる同社の新研究所が建設されることが公表されました。